グッドモーニング

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こんにちは。肉神(にくがみ)です。

9月に突入しましたが、まだまだ暑いですね。

台風の影響で気圧の変化が大きい季節でもあります。

気候の変化で体調が悪くなったりしますが、こういうのを「気象病」と呼びます。

気温、湿度、気圧と天候により変化しますが、気象病に最も影響するのが気圧です。

飛行機に乗ったり、エレベーターで移動したりすると、耳がおかしく感じることがあります。

耳の鼓膜の奥には、気圧の変化を感じる「 内耳(ないじ) 」という器官があり、脳は、内耳から伝わった情報を基に、周囲の環境に体を順応させようとします。

しかし、内耳のセンサーが敏感に反応しすぎると、わずかな気圧の変化でも脳に過剰な情報が伝わってしまいます。

この結果、自律神経が乱れ身体に様々な異変を来たします。 この対策として、耳たぶを上下左右に引っ張り、または耳たぶを丸めたりすることでストレッチをする。

そうすることで、耳周囲の血行がよくなり、気象病に効果的です。

 

さて、本日の筋トレは「グッドモーニング」です。

変わった名前のメニューですが、おそらく、その筋トレフォームが「おはようございます!」の様に

礼儀正しく挨拶しているかの様なところからこのネーミングになったのでしょう。

メインターゲットは脊柱起立筋です。

背中の下側、腰周囲の筋肉です。

腰痛の筋肉と言えばわかりやすいですね。

腹筋と協調して、姿勢保持に関わる重要な筋肉です。

まずは、軽めのバーベルを担ぎます。

足は肩幅程度に開きます。

胸を張り、背筋を伸ばします。

目線は常に前方です。

これがトップポジションです。

この状態から、上体を地面とほぼ平行になるまで息を吸いながら曲げていきます。

ここがボトムポジションです。

そして、息を吐きながら、上体を起こしていきます。

トップポジション(正面)
ボトムポジション(正面)
トップポジション(側面)
ボトムポジション(側面)

ポイントは反動を使わず、筋肉で動作を常にコントロールします。

上体を曲げていくときは、お尻を後方に突き出しましょう。

10~15レップス×3~5セット インターバル1分で行えば追い込めます。

メインは脊柱起立筋ですが、お尻、太ももの裏側にも効きます。

腰痛の原因の一つは筋肉痛です。対処療法としてシップを張ったり、マッサージをしたりすることも大切ですが、

根本的には、筋肉を鍛えて強くするのが、原因療法です。

腹筋と背筋の機能維持、バランスをとることで、内臓下垂の予防、骨盤への負担軽減になります。

二足歩行を獲得した「人類」にとって、重力とは常に戦わねばなりません。

お口の健康管理同様、姿勢、内臓の適切な位置の保持といったことも予防することが大切です。

そこには、日ごろ意識しない筋肉が大きく関わっています。

グッドモーニングは安全で簡単に取り組めるトレーニングです。

バーベルなどの負荷が無くても、両手を後頭部に添えて行えば自重トレーニングとしても十分効果あります。

気象病に効果がある、耳たぶストレッチと腰痛予防のグッドモーニング

是非、実践してみて下さい。

~筋肉は裏切らない~