2019年10月に発生しました台風19号によりお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに
被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
こんにちは。
肉神(にくがみ)です。
ラグビーワールドカップ、日本は強く素晴らしかったですね。
体格では海外の選手に劣る日本ですが、戦略やチーム力が高い次元でバランスしている結果が強さの秘訣かと思いました。
それにしても、ラガーマンの屈強な肉体は見ていて惚れ惚れします。
特にあの首の太さは圧巻です!
そんなわけで、本日の筋トレメニューは首を鍛える「ネックエクステンション」です。
メインターゲットはもちろん「首」そのものです。
私は学生時代はアメフトをしていました。ポジションはラインといって、
最前列で、常に相手とガチンコ勝負するポジションでした。
重量級の選手が全力でぶつかり合いますので、首を鍛えていないと本当に「ヤバイ!」ことになります。
本日は「ネックストロンガー」という、アイテムを使用してトレーニングしておりますが、
首に負荷をかけれれば、何でもよいです。
まずは、ポジションですが、
ベンチなどに両手を付いて上体を固定し、胸を張り背筋を伸ばします。
ボトムポジションからトップポジションまで、息を吐きながら上げていきます。
そして、ボトムポジションまで息を吸いながら下ろします。
この時、反動は使わないようにします。首を痛めます。
筋肉で始終動作をコントロールします。
初心者は軽い重量、軽負荷で行ってください。
怪我をすると首の場合は本当に危険です。
必ず首をしっかりストレッチしてから本番セットに移ります。
10~15レップス×3セット、インターバル1~3分でよいでしょう。
頭の重さは成人の場合7~8キロにもなります。
首を強化することは、頚椎の保護にもなります。
しかし、首を強化することでまだ、重要なことがあります。
それは「嚥下」つまり、飲み込む機能を強化することができます。
嚥下機能が衰えれば、むせやすくなります。
実際に40代くらいから全身の機能が低下するように、嚥下機能も同様に徐々に低下します。
70代を過ぎてくると「誤嚥」つまり、飲み込んだものが食道ではなく、気管の方へと入ってしまうことが顕著になってきます。
これにより引き起こされる肺炎を「誤嚥性肺炎」と呼びます。
高齢化率が高まるにつれて、こういった身体機能の低下によることが原因で引き起こされる疾病が増えてきています。
首を強化することで、飲み込む、呼吸する、発音するといった、生きるうえで非常に大切な機能を維持することができます。
生涯を通じて、お口の機能、飲み込む機能をしっかりと保つことが、健康寿命を延ばすために重要です。
本日の「ネックエクステンション」は負荷が高いですが、実際に高齢者の機能強化や、日頃の機能維持にも効果的な体操を紹介します。
上記2つの体操は行っている動作は「ネックエクステンション」とほぼ同じです。
この体操を食前や、暇な時間に行うことで、飲み込む力、つまり首を強化することができます。
40~60代の方は機能低下予防のために、70代以降の方は機能強化のためにお勧めします。
お口から美味く栄養を摂取し、しっかり飲み込めなければ健康にはなれません。
筋肉は鍛えれば必ず応えてくれます。
~筋肉は裏切らない~