筋肉がなければ歯は守れない

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今年初めての肉神ブログです。

どうぞ宜しくお願いします。

いきなりですが

筋肉がなければ歯は守れない

この表現、色んなことを連想すると思います。

ここでの筋肉とは、ムキムキになるということではございません。

当たり前過ぎる日常動作においての、筋肉という意味です。

手に歯ブラシを持ち、ブラッシングをします。

この時のメインの筋肉は、指の筋肉、手首を可動させる前腕の筋肉といえるでしょう。

しかし、前腕は上腕に繋がり、上腕は肩、背中に繋がります。

この一連の筋肉が連動して「歯みがき」という動作をしています。

逆を言えば、背中や肩の筋肉が衰えれば、上腕を支えるのが困難になります。

そうすれば、その末端の前腕や指の筋肉の動作が安定しません。

つまり、適切な「歯みがき」という動作が出来なくなります。

「歯みがき」という当たり前過ぎる動作。

日頃意識するのはブラッシングのテクニックのみでしょう。

でもその根源には筋肉がちゃんと機能しているとういうことがあります。

なので、筋トレするということは、こういう部分にも繋がってくるのです。

ちゃんとした筋肉・筋機能を末永く維持するためにも、適度な筋トレと適切な食事が必要です。

適切な食事を摂取するには健やかなお口の健康があってこそです。

筋肉を維持するために一番重要な事は食事です。

もっと具体的に言えば、タンパク質です。

肉、魚、卵、豆腐などです。

育ち盛りの子ども、若い人、現役世代の人などはおおよそしっかり食べているでしょう。

問題なのは、高齢者です。

一日のタンパク質の推奨摂取量は高齢者も若い人もさほど変わりません。

だいたい、体重1キロにつき1グラムが推奨摂取量です。

体重60キロの人ならば、60グラムのタンパク質が必要です。

タンパク質摂取推奨量

高齢者の口癖でよくあること

「わしゃもう若くないからそんなに肉なんか食べんでもええ」

「若い時みたいに身体も動かさないし、代謝が落ちてきたからあんまり食べると太るしコレステロールが気になるからお肉や卵はちょっとでいい」

これが、大間違いです。

この考え方は、身体が必要な筋肉を維持しようとするのを阻止しています。

むしろ、食べましょう。高齢者のダイエットは本当に死に近ずきます。

自立生活のために必要な筋肉がどんどん減り、介護が必要になるのを加速させるだけです。

タンパク質は、筋肉はもちろん、免疫細胞、皮膚や組織の維持に絶対必要です。

タンパク質を含む食品は繊維質なものが多いです。

だから、しっかり噛めるお口の環境が必要です。

そのためにも、日頃からお口を管理する習慣が必要であり

そのためにも「かかりつけ歯科医」を持つことが大切です。

早い段階で「かかりつけ歯科医」を持ち、筋肉を意識した生活・食事を心がけましょう。