インクラインベンチプレス

今週は肉神がブログ担当でして、また筋トレ話を...

今回はインクラインベンチプレスです。

通常のベンチプレスはフラットベンチに横たわり、バーベルを胸の上に下ろす動作を繰り返します。これはコンパウンド種目(多関節種目)ですね。

メインターゲットとなる筋肉は大胸筋です。

今回のインクラインベンチプレスは、ベンチを30~45度起こした状態で行います。

こうすることで、大胸筋の上部の鎖骨周囲へ刺激を集中させることができます。

もちろん、器具が無くても、普通の腕立て伏せでも、十分に大胸筋を刺激することはできます。

手幅がワイドであれば、刺激は大胸筋へ、手幅がナローであれば、刺激は上腕三頭筋に移ります。

通常のベンチプレスをある程度長期間(だいたい3年以上)行うと、大胸筋の下部の発達が目立ち、上部のボリュームが相対的に少なく感じてきます。

そこで、大胸筋上部を発達させるために、インクラインベンチプレスを行うのです。

また、個人差はありますが、通常のベンチプレスで高重量(120キロ以上)を扱うようになると、肩関節に負担がかかり、肩を痛めやすくなります。

その点、インクラインベンチプレスでは通常のベンチプレスよりも扱う重量は軽いですし、肩の可動域からみても、肩関節を痛めにくいです。

ぶ厚い胸板をつくりましょう💪🏾